子供ころは体が弱くて。
こんにちは。
まろです。
好中球の少ない息子は、しょっちゅう風邪をひき発熱します。
まさに体の弱い子。
人混みやプールは避け、栄養や睡眠にも気を遣って・・・。
って、やることだらけです。
栄養に気を遣ったご飯は手間暇かかるものばかり。
幸いよく食べる子ですが、ズボラ母が十分にできたか疑問です。
睡眠も9時半すぎることも多く、寝かしつけに失敗してばかりでした。
(今でも失敗だらけです・・・)
そんななか同居している義母がいつも気遣ってくれ、晩御飯はいつも作ってもらいました。しかも私に確認して息子に合わせた献立まで!
感謝感激のはずなのに余裕がなくピリピリした嫁でした。
申し訳ありません。土下座!
ある休日、魂のぬけてる私に、義母は自分の息子、私の主人の話をしてくれました。
主人は生後1か月で医師から「死ぬ」と、匙をなげられた、と。
40年ほど前、1か月検診のときに哺乳ができていないことが発覚。
ミルクとの混合にするも哺乳瓶では飲めず、仕方なく小さいスプーンであげるも2杯飲んでは吐き戻す、を繰り返します。
義母は哺乳のできない息子を抱え、バケツを側に置き必死にスプーンでミルクをあげていました。
それでも栄養はたりず、発熱し病院に駆け込むと「打つ手がない」「このまま死ぬ」と衝撃的な言葉を言われたそうです。
その当時の医師のモラルは今と違い酷い方が多かったのかもしれません。
(もちろん良いお医者さんも多いはず!)
コンプライアンスなんて言葉もなく、医師と患者には上下関係があって当然だったのかもしれません。
その言葉で義母はショックを受けるも、小さな命のために病院を駆け回りました。
そして、ついに息子を看てもらえる病院を見つけ、一緒に頑張りましょうと声をかけられたそうです。
栄養価も値段も高いミルクに変え、医師や看護師さんのケアでなんとか回復しました。
余談ですが、この高級ミルク・・・すごく不味いそうです。
まさに良薬口に苦し!薬じゃないけどね。
そして哺乳ができない原因は、舌にあることが判明します。
舌小帯短縮症、舌の動きが制限されて哺乳ができず、成長すると発音にも影響がでるそうです。あっかんべーすると、舌がハートになります。女優の土屋太鳳さんも同じ症状だったと有名です。
簡単な手術で、舌の癒着部分を切除できるので、主人の舌は改善されました。
こうして哺乳もうまくなり、体重も増え元気に・・・!
とはうまくいかず、発熱・風邪を繰り返したそうです。
まさに息子と同じ!
顔だけでなく体質も同じなのか!と衝撃でした。
舌を確認すると、ややハート舌。
遺伝しすぎ!!!!
何人かの歯医者さんに診てもらいましたが、手術が必要なほどではないため、様子見です。そもそも好中球減少がある中で手術したくない、って言われました・・・。
3歳現在、そこまで発音に影響出てないので大丈夫かなぁ、と。
なにはともあれ主人そっくりの息子です。
主人や義母からは遺伝させてしまって、ごめんねと言われましたが、
そんなの誰もコントロールできることじゃないし、
遺伝だとしても謝ることでしょうか。
むしろ病気の傾向や体質がしれたから、注意できるので主人の話が聞けて良かったです。
ちなみに息子は肛門周囲膿瘍にもなりまして、それも主人と同じです。
そっくり親子すぎる!