好中球の数値ってどう読むの?
こんにちは。
まろです。
表題の通り、好中球の数値を読むお話です。
と、その前に自分のことをお話しします。
私は、中二で数学に距離をおかれ、高二で数学に別れを告げられたと感じている、後ろ向きな文系です。もちろん国語も社会も英語も好きですし(成績はともかく)大学は、幅広く興味ある分野を学べる社会学を専攻する程度の文系です。
ところが数値を見ると、どうも目がおよぎ、思考回路がとまります。(ショート寸前)
社会学専攻しておきながら(数字とお付き合いすることが多い)「まぁ数学なんて算数程度のことが分かっていれば良いでしょ」とか舐めておりました。
前置きが長くなりましたね。
で、血液検査のお話です。
病院によって表記が英語だったり、日本語だったり、略式もあれば注釈で分かりやすく記載されています。
分からなくても、「血液検査 ○○(英語の部分)」ですぐ調べられるくらいのことなので、問題ないかと思います。
まぁ、何度も検査すると嫌でも覚えてしまいますが・・・。
では、こちらをご覧ください。
息子のとある日の検査結果です。
これだけ見ると白血球すくな!ってなりますかね。
これをこのまま読むと4しかないの?ってなりません?え?私だけ?
これ、実際は4000です。
この結果の横に【10^3μl(マイクロリットル)】という単位があります。
10の3乗だよ~。0を3つつけてね☆☆☆
あとμlがどんなのかはスルーしてます。
見てるのは数の方だけですからね。
で、何が言いたいかといいますと、パッと見て分かるように表記してよ!!!!ってことです。
渡された検査結果の意味が理解できず、先生の話が左から右へ流れていきました。(話を聞け)
医療関係者など慣れている方は当たり前の事ですよね。
そういや、理工学部出身のバリバリ理数系の父はさらっと読んでたなぁ・・・。
表記の意味もあるのでしょうか。パッと見で分からないデータなんて、いじわるじゃないか。と思っています。
・・・いやいや、血液検査は身近なものだし、今まで興味を持ってなかっただけです。反省。
それから、先ほどの検査結果の下部にある【NEUT】が好中球です。画像の通り%表記です。
つまりこの検査結果だと4090μlある白血球の11.2%が好中球で、約458μlだよって読みます。4090×0.112で計算です。(えぇ、11.2%ってどうやって計算するの?ってなりましたよ。算数も危うい)
好中球の減少っていうのは、白血球における割合ではなく、μlを参考にしますのでこの計算を毎度します。
診察中に先生が計算機をたたいて、「あー少ないね」って。笑
まぁそもそも白血球が少ないので、好中球の割合をみた瞬間に「少ない」ってのはわかりますよね。
※少ないって表現が適切ではないかもしれません。
じゃあ、その少ないって言うラインはどのくらいか。
目安は500μlです。
これ未満になると、風邪などの感染を繰り返したり、かかりやすいです。
その次は200μl。
更に感染を繰り返しやすく、重症化リスクもあがります。
息子、ここ最近は400μl前後ですが、発覚当時は200~300μlでした。
100μl未満もあります。0って言われたこともありますね(何事)
どうりで!感染しやすく、一度発熱すると2週間は熱が上がったり下がったりを繰り返すわけだ、と納得しました。
幸い、入院することで重症化は防げていたので、元気に遊ぶけど熱があるという状況でした。(いや、大人しく寝てくれよー;;)
100μl未満の時は感染症の治りかけのことが多かったので、そこまで心配することはなく常時500μl未満でも成長とともに体力がつけば、治りが早かったです。
白血球も、病気の時は数値があがるので、体の反応としては正常みたいですね。
では、次回は担当医から聞いた『感染時の白血球たち』についてお話をします。笑
それでは、また。